ベルタ葉酸サプリは夫婦で同じモノを飲んでも良いの?

貧血予防に、摂った方が良い印象がある「鉄」ですが、夫婦でサプリから摂るときは注意が必要です。
なぜかというと、妊娠中の女性が必要とする鉄の量と、男性が必要とする鉄の量は違うからです。

ベルタ葉酸の場合、同じく1日分4粒あたりに含まれている鉄の量は16mgです。
これだけの量を、男性も必要としているでしょうか。

妊娠中の女性が摂るべき鉄の量と男性が摂るべき鉄の量とは?

平成26年度「国民健康・栄養調査結果の概要」と、2015年版「日本人の食事摂取基準」を参考にして、比べてみます。

1日に必要な鉄の量(30代女性)は、妊娠初期で7.5mg、妊娠中期・後期では18.0mgです。
通常の食事から摂れていると考えられている鉄の量(30代女性)は、6.3mgです。
不足しているの鉄の量(30代女性)は、妊娠初期では1.2mg、妊娠中期・後期では11.7mgです。

一方、男性の場合、1日に必要な鉄の量(30代男性)は、6.5mgです。
通常の食事から摂れていると考えられている鉄の量(30代男性)は、7.5mgです。

男性の場合は、鉄の量は不足していないので、サプリメントから補う必要はないことが分かります。
女性の場合は、鉄の量をたくさん必要とされる妊娠中期・後期はベルタ葉酸サプリを飲んでいたら必要量は摂れることが分かり、安心ですね。

鉄を多く摂りすぎることで心配なことは何でしょうか?

1.鉄過剰症になる可能性があります。
鉄過剰症とは、体内に過剰に鉄が蓄積されてしまうことです。
血液中の過剰な鉄は、肝臓や心臓に貯蔵されてしまって、肝硬変や心不全などを引き起こす可能性があります。
短時間に大量の鉄を摂取してしまった時には、鉄中毒から死に至る危険性もあります。

2.体の酸化を促進させてしまう可能性があります。
鉄には、活性酸素(フリーラジカル)を活性化させてしまうことが知られています。
活性酸素には、体内に取り込まれた酸素から発生する活性酸素や紫外線や排気ガスなどの環境要因で発生する活性酸素があります。
この活性酸素は、心臓の冠動脈の炎症を引き起こす可能性が指摘されており、活性化することによって、冠動脈硬化症となるリスクが高まります。
鉄は、活性酸素を活性化させてしまうだけでなく、悪玉と呼ばれるLDLコレステロールの酸化を促し、より一層冠動脈を傷つけてしまうので、心不全を引き起こすリスクを高めてしまいます。

これらのことから、必要な量を上回るほど、鉄は体内に摂りこむべきでは無いことが分かります。

ベルタ葉酸サプリは、1錠中に4mgと高用量の鉄が含まれているため、すでに鉄の必要量が足りている男性には過剰摂取となるため、夫婦一緒に飲むべきではないと言えます。

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