ベジママにはどうして「カルシウム」と「鉄分」が配合されていないの?

葉酸サプリに入っていても良さそうなカルシウムと鉄分。
どうしてベジママには入っていないのでしょうか?
それは、わざわざ入れる必要が無いことと、ベジママが妊活用サプリとしての側面を重視しているからではないでしょうか。

2015年版日本人の食事摂取基準と、平成26年国民健康・栄養調査の結果から、必要量・推奨量と実際にどれくらいカルシウムと鉄分を私たちが摂っているのか調べてみました。

カルシウムはどれくらい摂るべき?

カルシウムは、妊婦・授乳婦でも、そうでなくても、必要量・推奨量は同じでした。
18~49歳の女性 1日平均必要量 550mg。推奨量 650mg。上限値2,500mg。

実際のカルシウム1日平均摂取量 20~29歳 409mg。
30~39歳 407mg。
40~49歳 423mg。

1日カルシウム推奨量に、実際は足りていません。
けれど、カルシウムを摂ることは簡単です。特に乳製品は吸収率も高く、カルシウム含有量も多いです。

例えば、牛乳210gでカルシウム227mg摂れます。ヨーグルト80gでは96mg。アイス130gでは182mg。
アイスでしたら、口当たりが良いので、つわりで食欲が無くても食べられますね。

鉄分はどれくらい摂るべき?

鉄分は、妊婦・授乳婦・月経の有無で数値は細かく変わります。
また、月経の出血量(経血量)が1回80ml以上の過多月経の人は対象外ですので気を付けてください。

月経の有る女性 18~29歳 1日平均必要量 8.5mg。 推奨量 10.5mg。上限値はすべて同じで40mg。
30~49歳 1日平均必要量 9.0mg。 推奨量 10.5mg。

妊娠初期    18~29歳 1日平均必要量 7.0mg。 推奨量 7.5mg。
30~49歳 1日平均必要量 7.5mg。 推奨量 8.0mg。

妊娠中・後期  18~29歳 1日平均必要量 17.5mg。推奨量 21.0mg。
30~49歳 1日平均必要量 17.5mg。推奨量 21.5mg。

授乳中     18~29歳 1日平均必要量 7.0mg。 推奨量 8.5mg。
30~49歳 1日平均必要量 7.5mg。 推奨量 9.0mg。

実際の鉄分1日平均摂取量 18~29歳 6.6mg。
30~39歳 6.3mg。
40~49歳 6.5mg。

非妊娠時や、妊娠初期や中期・後期などとの比較が無かったので分からないですが、カルシウムと同様に推奨量には及びません。

鉄分はどのような食品を摂れば効率よく摂取できるのでしょうか。
鉄分といっても、二種類に分かれます。
体内への吸収率が高い動物性食品に含まれるヘム鉄と、体内への吸収率が低い、植物性・乳製品・卵黄に含まれる非ヘム鉄です。

非ヘム鉄も、タンパク質やビタミンCを多く含む食品と一緒に食べることで体内への吸収率が上がります。

卵黄1個(18g)で鉄1.1mg、にぼし10匹(20g)で3.6mgの鉄分が摂れます。
他に鉄分が多いのは、ヘム鉄でカツオやイワシ。非ヘム鉄では、カキ、レバー、いちご、ゴーヤ、ほうれん草、ひじき、大豆など。
私は妊娠中、アーモンドと無塩にぼしを一緒に保存容器に入れて、いつでも食べられるようテーブルの上に出していました。
それほど美味しいものでは無いので、妊娠中期・後期は、推奨量ほどは食べていなかったなと思います。
二人目の時は、一人目がまだまだ手のかかる2歳でしたので、自分の食べるものまで気にかけられませんでした。

妊娠中期・後期だけは、非常に多くの鉄分を必要とするので、サプリメントで鉄分を補給しておいても良いなと、この数値を見て改めて思います。

ベジママにカルシウムと鉄分が含まれていないのは、カルシウムも鉄分も、身近な食品から簡単に摂れるためでしょう。
また、他の葉酸サプリと違って、妊娠しやすい体質にする目的の成分が多く含まれています。
体に良いものだからといって、たくさん成分を含ませてしまうことのデメリットもあります。
成分同士がどのように作用し合うのか、まだ分かっていないこともあります。
錠剤の中に含ませたは良いが、相性が悪く、お互いの効果を打ち消し合うこともあるでしょう。

牛乳やにぼし・卵など、身近で手に入りやすく、安価で良質な食品から摂りやすい成分はあえて入れなくても良いかも知れません。

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